2021年最新[超！独断と偏見]おすすめデジタルカメラの選び方

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これからカメラを始めよう！と思ったは良いが、種類が多すぎてわからない。そもそも「一眼レフ」と「ミラーレス」ってどっちがいいの？…などなど、「まだカメラを買っていないが、気になっている」といった方向けに、超個人的なオススメをご紹介します。

なお独断と偏見に満ちていますので、『あくまでも個人の意見』として右から左へ聞き流していただけると幸いです。

一眼レフ？ミラーレス？

まずは最初の選択肢。『一眼レフ』と『ミラーレス』どちらを選ぶべきか。

これはもう断言させていただきます。

ミラーレス一択です。

『ミラーレス＝レフ機よりも劣る』というのはミラーレスカメラ登場～去年くらいまでの話。たしかに現状一眼レフがミラーレスに勝っている部分は多々ありますが、あくまでも「今のところまだ」勝っているというだけ。

キヤノンとニコンの二大巨頭が一眼レフで牽引してきたカメラ市場に、ハイスペックなミラーレスで風穴を開けたソニー。その勢いは留まることなく、「一眼レフこそ真のカメラ。ミラーレスが主流になるはずがない」と高を括っていたキヤノンとニコンをミラーレスの土俵に引きずり出しました。

今後、技術的にほぼ頭打ちとなっている一眼レフではなくミラーレス機がカメラの主流となる事は容易に想像できます。

もちろん一眼レフも完全になくなる事はないでしょう。未だにフィルムカメラが製造されているのですから。しかしあくまで「いつまでもこだわりのある人間が使う道具」であり、時代の流れに即した最前線の道具ではなくなります。

ところが古くからカメラに関わっていれば関わっているほどその部分を冷静に見ることがでできず、「2020年最新版！初心者向けカメラの選び方」といったようなタイトルで、いまだに「一眼レフは多彩な設定ができるのがメリット。ミラーレスはコンパクトで操作が簡単なのがメリット！」などと紹介している自称プロもいますから…。何時代ですか？

これからカメラを開始するのにあえて一眼レフを選択するメリットといえば、『一眼レフはプロ。ミラーレスは素人』と考えている時代遅れな人間と話が合う…といったくらいでしょう。

しかしそれもせいぜいあと２～３年。どんな道具であれ『大きくて重い』というは技術が進歩すれば『古臭い』と同義です。

どのメーカーを？

写真を撮る人が100人いれば100の撮影スタイルがあり、求める表現も100種類。

自分の撮影スタイルに合っており、自分が追い求める表現ができるメーカーを…というのが結論になるのですが、そもそもこれからカメラを始めようとしている人間や始めたばかりの人間は「追い求める表現」と言われてもピンとこないかもしれません。

よく「空ならばオリンパス、人ならばキヤノン…」といったように、「何を撮りたいか」で考えるのが良い・・・などと説明されることがありますが、「何を撮りたいか」なんて最初に決めるものではありません。旅行に行けば風景を撮るでしょうし、犬を飼い始めれば動物を撮るでしょう。子供が生まれれば人物撮影が多くなるでしょう。

「私は空が撮りたい。これからもずっと空を撮り続けるので、空の青を最も美しく表現できるカメラが欲しい」

そんな事を言っている初心者がいたら、それは初心者ではありません（笑）

…というわけで、無条件におすすめのメーカーを挙げるとすれば…

キヤノンorソニー

…を私は推します。

理由は『将来性』と『価格と性能のバランス』、そして『自由度の高さ』。とりあえずこのどちらかを買えば大概の撮影はこなせます。

大手メーカーでありながらニコンを推さない理由は、一眼レフにこだわりすぎたせいでミラーレス（Zシリーズ）が出遅れているから。抱えているユーザーも古い人間が多いため、メーカー自体が古い概念に囚われ気味なのかもしれません。ミラーレス機としては性能的に２～３歩後ろをついてきている感があります。

もちろん他にしっかりとした理由があるならば、ニコンでもフジでもオリンパスでも「やめたほうが良い」とは思いません。