【当ページには広告が含まれています】

E-M5 MarkⅡかE-M1か…

戯れに購入してみたOM-D E-M10が意外に楽しかったもので、ちょっとOLYMPUS機を追ってみようかな…という気になりまして。

E-M10などからステップアップを考えた際に、この2機種で迷った方は多くいると思います。ネットのカメラ板でも同様の相談が多数ありました。

もちろんE-M1のMarkⅡを選べば最良なのでしょうが…あくまでも趣味の購入ですし、比較するには価格が違いすぎる。なによりシルバーモデルの展開がありません。シルバー至上主義の私にはそれだけで選考外なわけです。

追記)2019年2月にシルバーモデルが発売されました。全世界2000台限定で、若干渋めの色味となっています。

OM-D E-M1 MarkⅡ シルバーモデルは全世界2000台限定だと・・・

「いつかきっと・・」と待ち続けるも、発売から1年以上経過しても展開されてこなかった「OM-D E-M1 Markⅱのシルバーモデル」 2年経つ頃には「もうオリンパスはシルバー…

よくある相談同様、「新品のE-M5 MarkⅡ」にするべきか「中古でE-M1」にするべきか・・・・私も非常に悩みました。

カメラを中古で購入するのは危険が伴います。遊びとはいえ大事に使い続けたいので、安心感やサポートの面でも新品で購入したいところ。さらに数値性能だけで見れば、先行しているフラッグシップのE-M1よりも発売時期の遅いE-M5 MarkⅡのほうが上とも言えます。

そしてなにより、E-M1の異形とも言えるグリップ部が嫌いでした。

・・・・が、吐くほど連日悩み続け、結局選んだのはE-M1だったわけです…。

OM-D E-M1

E-M1を選んだ理由
E-M5 MarkⅡを選ばなかった理由

バリアングル液晶はむしろ不便
OM-Dには似合わない
E-M5もE-M1も、MarkⅡモデルはバリアングル液晶になっています。チルト液晶に比べて利便性は増しますが、それは使い方次第。

私は自分撮りなどしないので一回転させる必要などありませんし、左右に振る事もありません。見上げ撮りもしくは掲げての見下ろし撮りのみです。
…となるとパタンと角度を変えるだけのチルト液晶のほうが使い勝手が良いのです。バリアングルの場合はいちいち一旦開いて回さなければなりませんので。

さらに言えば、どうもOM-Dにバリアングルは似合わない気もします。
高性能とはいえ、中途半端な位置づけ
E-M5 MarkⅡは性能面では旧型E-M1と比べて決して劣っていません。むしろ勝っている点が多くあります。しかし、やはりフラッグシップモデルではない…という中途半端感。

ルックスもE-M10に似ているため、所有欲の点でも物足りない感があります。
大型レンズ装着時のルックス
前述したように私はE-M1のグリップ部が好きではありません。OM-Dが持っている大事なクラシック感をぶち壊している気がします。

…が、パンケーキレンズや標準域の単焦点レンズなどならまだしも、PROレンズなどを装着した際はこのグリップ部が絶妙なバランスを出しているような気がします。

さらに私はストラップ系は一切つけずに持ち歩くので、ホールド感があったほうが正直安心でもあります。

レンズ装着時のルックスですが、例えば太めの「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」を装着した場合・・・

E-M10 7-14

E-M5は購入しませんでしたので、E-M10に装着した状態。非常に悪いというほどではありませんが、やはりアンバランス感があります。

E-M1に装着すると・・・・

E-M1 7-14

E-M10では「カメラにレンズが付いているのか、レンズにカメラが付いているのか…」といった感じでしたが、こちらは全体的にバランスが良い気がします。

ちなみにE-M10のキットレンズにもなっている「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」通称パンケーキも、E-M1に合わせるととても良いバランスでした。(ボディとレンズの性能バランスとしては、良いとは言えませんが・・・)

E-M1 14-42

あらま、まるでオシャレなコンデジのよう。グリップのおかげでホールド感も良く、E-M10に装着するよりも軽いような気すらします。

中古購入を経て

という事で、私はE-M1(中古)とE-M5 Mark2(新品)を検討した末、E-M1の中古を購入しました。

幸い、私が中古購入したE-M1は外観に傷もなく、レリーズ回数は約3800回。発売から年数が経過しているフラッグシップモデルは外観が綺麗でも中身は使い倒されている事が多いですが…このレリーズ回数は幸運でした。

ちなみに参考までに。箱・説明書・ボディキャップレンズ・その他付属品付き、フラッシュのみ欠品の状態で2018年9月購入。価格は63800円でした。シルバーモデルなのでブラックよりほんの少しだけ相場が高めです。

E-M1の持病とも言える「ダイヤルの空転」「EVFの焼き付き」は現在のところ発生していません。

抵抗のあったグリップ部も使ううちに見馴れてきました。くやしいですが、やはり持ちやすいです。

このカメラに対しては不満点が全くありませんので、使い続けられる限り相棒として一緒に楽しんでいきたいと思っています。

しかし気になるのは「2019年にオリンパスが新型OM-Dを出してくる」という噂。

E-M5のMarkⅢではないか・・・と言われていますが、いったいどうなるのでしょう。できる事ならE-M1 MarkⅡのシルバーモデルを出して欲しいのですが、もはやそちらも発売から年数が経っていますので・・・無理でしょうなぁ。

2020年・追記の追記

…などと書いておきながら、この翌年しれーっとOM-D E-M5の初期型を中古で購入してみたり…

さらには単なる趣味のつもりで購入したこの『OM-D E-M1』があまりにも使い勝手良く、自分の仕事スタイルにベストマッチしていたため…仕事用のカメラを完全にOLYMPUSに移行するきっかけになってしまいまして。

現在は『OM-D E-M1 MarkⅡ』を仕事の相棒とし、お遊びでこの『E-M1 初期型』を使用しています。

ホント、人生ってドコでどう転がっていくかわかりませんなぁ…。

コメントを残す