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少々物議を醸した『OM-D E-M1 Markⅲ』も無事に発売となり、買い換え下取り等で中古Markⅱが数多く出回ってきました。このタイミングで私が狙っていたのはアレです、『100周年記念モデル・全世界2000台限定』となっていた『OM-D E-M1 Markⅱシルバーモデル』です。

諸事情により発売時に購入できなかった事を悔やんでいたものの、中途半端な中古を買うというのも抵抗がある。そもそも中古市場にもあまり出回ってきませんでしたし。

しかし後継機であるMarkⅲが発売されたことによって「とりあえず限定につられて買ったけど、ロクに使ってないから手放すか~」という道楽野郎から極上品を手に入れられないものだろうか…と。

そしてMarkⅲ発売から一週間…。どうにか念願のシルバーモデル(ほぼ未使用)を手に入れることができました。

OM-D E-M1 Markⅲシルバーモデル

OM-D E-M1 Mark2 シルバー

「Markⅲが発売されたというのに、今更Markⅱを買ったのかよ」と言われてしまえばそれまでなのですが、正直MarkⅢはⅡに太めの毛が生えた程度と言いますか…大幅な進化!!というほどではなく。

エンジンや手振れ補正(と諸々)はたしかに進化しているものの、形状もEVFもⅱと同じ。さらにはセンサーまで同じときましたからねぇ…。

ちょっとOM-D E-M1 MarkⅱとMarkⅲで異なる部分、特に大事な部分を抜粋して比較してみますと…

MarkⅱMarkⅲ
画像処理エンジンTruePic VIIITruePic IX
ハイレゾショット三脚
最大50M相当
三脚・手持ち
最大80M相当
手振れ補正
(ボディのみ)
5.5段7段
その他ライブND
カスタムAFターゲット
Bluetooth搭載
ジョイスティック装備
星空AF機能
…他、いろいろ

注)発売当初の仕様では常用ISO感度なども劣っていましたが、ファームアップにより差がなくなっています。

…といった感じ。もちろん「その他」で書ききれないほどの細かい機能追加はあります。

しかし実際にMarkⅲ実機を試してみても、私としては「これはスゴい!この機能はどうしても欲しい!」という部分は感じられず、「まぁたしかにあれば便利だな…」程度。正直20万出して買い換えるほどの魅力を感じる事ができませんでした。
(あくまでも個人の感想です)

これでシルバーモデルが同時発売であれば迷わずMarkⅲを選ぶところですが、残念ながら今のところブラックのみ。もちろん将来的にシルバーが発売される可能性はあるものの、Markⅱのシルバーモデルが出てきたのはブラック発売からなんと2年2ヶ月後ですから…出るとしてもいつになるかわかりません。

しかしまぁ翌年に後継機(MarkⅢ)が出るというのに「中身は同じで色だけ違うもの」「ブラック発売時(2年2ヶ月前)と同じ価格」で出してきた…というのもどうかと思いますけどね…。

さらには過去にOM-Dシリーズで展開された限定モデル(E-M5 Markⅱのチタニウムカラー・全世界限定7000台など)は本革ストラップやオーナーズカードまでついてきたというのに、このE-M1 MarkⅡシルバーモデルは100周年記念モデルでありながら『箱も同梱品も全て従来品と同じ』という手抜きっぷり(笑)熱心なオリンパス信者に対する愛はドコに行ってしまったのでしょう…。

もちろん「別にブラックでいいや」と思えるならば何も問題はないんです。どう考えてもMarkⅡ以下という事はないのですからⅢを買えば良いだけの話。外観の色で出てくる画は変わりませんし、むしろ反射などの面でシルバーのほうが不利ですし。しかし…

私、絶対にシルバーじゃなきゃ嫌なんです!!

これはもう病気と思っていただいても結構、どうしても譲れない性癖なわけです。そのせいで5年以上も初期型E-M1を使い続けてきたわけですから。今まで何度「もうフジに移行しようか…」と思った事か…。

1年越しの出会い

たしかに今更感はありますが、まぁ良いじゃないですか。Markⅱ自体は3年以上前の機種ではあるものの、シルバーが発売されたのは1年前。中身は一世代遅れでも実質去年発売のカメラなわけですし(笑)

あくまでほぼ未使用品であって新品ではありませんが、レリーズ回数は100回以下。箱から出してちょっと遊んだだけ…といった雰囲気です。入念にチェックしましたが今のところ不具合もありません。

初期型とマーク2

長い事頑張ってくれていた初代E-M1と並べてみました。これでようやく彼も第一線を退けます。時代遅れの性能でありながらよくぞ私の仕事を支えてくれました。

しかしこうやって並べてみると…Markⅱのシルバーは初代のシルバーよりも落ち着いた輝きなのはアリとして、レリーズやダイヤルがつやつやの黒なのは残念なところ。どうしてここをマットな仕上がりにしてくれなかったのでしょうか。プラスチッキーで非常に安っぽく見えます。

しかしこれで撮影のモチベーションも大幅アップですよ。仕事にも身が入るというものです。

え?価格ですか?聞かないで下さい。

新品のブラックボディを買ってもお釣りが来る値段だった

なんてバラせるわけないじゃないですか…(泣)

あとはMarkⅲのシルバーモデルが早々に出てこない事を祈るだけです…。

↓OM-D E-M1 MarkⅡ シルバーモデルの素人目線レビューはこちら↓

『OM-D E-M1 MarkⅡシルバー』レビュー:2000台限定モデル

『オリンパス生誕100周年記念モデル・全世界2000台限定』という、希少なのかそうでもないのか微妙な展開のOM-D E-M1 MarkⅡシルバーモデル。無事に手に入れる事ができまし…


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