インスタなどのSNSを見ていると、やたらと『斜めに撮っている(カメラを傾けて撮影している)写真』を見かけません?風景を斜め撮り、ストリートスナップを斜め撮り、人物を斜め撮り・・・とにかくなんでもかんでも斜め撮り。それがお洒落でカッコ良く、下手すりゃ芸術だとすら思っている。

今回は

「もしそんな事をやっている人がこれを読んでいたならば悪い事言わんからやめときなさいな。それ、ただの自己満足でバカだと思われていますよ」

という戯言。

人によってはかなり気分が悪くなるかもしれませんのでご注意下さい。

(安易な)斜め撮り、かっこわるい

まず最初に申し上げておきますが、私は『斜め撮り』という手法を根本から否定しているわけではありません。

写真の手法として『カメラを傾けて撮影する』というやり方は存在しますし、表現として斜めに撮影するのであれば全く問題ありません。むしろ素晴らしいと思います。

私が言いたいのは、

バカの一つ覚えのようになんでもかんでも斜めに撮り、

しかもそれを『カッコいい』とすら思っている輩

…がどうかしていますよ、という話。

これをやるのって20代前後の若いヤツがほとんどなんですよね。しかも圧倒的に男が多い。

『自意識過剰』『向上心が薄い』『知識も腕も無い(のを誤魔化したい)』

そんな奴に限ってすぐに斜め撮りでどうにかしようとする。

しかしハタから見てりゃ『僕、水平垂直とれません』『僕、真っ当に写真撮れません』『でもカッコつけたいです』と言っているも同然。大丈夫?おまえ鼻で笑われてるの気づいてる?…と心配にすらなってきますな。

さすがにココで見ず知らずの若者の写真を公開するわけにはいきませんので・・・とりあえず自前写真で。

斜め撮り作例1

これは仕事の撮影で宮城県仙台市をお邪魔した際、記録代わりにスマホ撮りしたもの・・・を、よく見かける斜め撮り風に。

構図も考えずに『とりあえず斜めで~』で撮っているから、構図が落ち着かないんですよね。そういう輩は決まって構図などの知識の無さを「理屈ではなく感性で切り取っているので」などと言い訳するもの。

いいんですよ、もちろん写真は知識だけで撮るものじゃありませんし。それこそハイアマチュアと呼ばれる界隈には「知識と屁理屈ばかりの輩」がうじゃうじゃいてアレはアレで厄介ですから。

しかしマニュアル撮影と同じで、それをしっかり身に着けたうえで「使わない」という選択肢をとるのと、身に着けてもいないクセに屁理屈で逃げるのは別モノ。

しっかりと構図を身に着けたうえでの『斜め撮り』と、努力を怠っての安易な『斜め撮り』は全く違うのですよ。

「できない」と「できるけどやらない」では意味合いが違ってくるのと同じですな。

斜め撮り作例1

こういうのも多い。『よくわからんモノを斜めに撮って、よくわからんフィルターをかける』
(実際はもっとポワポワしてピントの甘さを誤魔化せるフィルターをかけている事が多い)

しっかりと水平垂直で構図を練り込むことすら逃げている人間は、もちろんRAWで撮るなんて考えもしない。だって「理屈じゃなくて感性で切り取っている」のですから。しかしそれっぽく見せたいのでスマホやインスタのフィルター機能はめっちゃ使うという(笑)

要するに全てにおいて『努力は嫌だけど評価されたい』がにじみ出ていて…。

まぁ仕方ないですな。今はあっちもこっちもそういう系の自己啓発モノが増え、努力なんて古臭くて無意味、むしろ害悪だとされている時代ですから。

なーんの努力もせずに棚ボタで異世界転生、そしたら俺めっちゃ無敵でモッテモテ。

そういうのに憧れるんでしょ?

もう1度自分の投稿を見直そう

…というわけで、もうみっそくそに斜め撮り多用者をこき下ろした話になってしまいましたが、本当にそう思っているのだから仕方がない。

となるとアレでしょう?屁理屈人間のパターンとしては、

「だったらおまえの言う”正しい斜め撮り”の作例を見せてみろよ」

と、くるのでしょう?いやですよそんなもん。

だって私、斜め撮りしませんもの。正しく水平垂直を意識し、その中で構図を試行錯誤する。それが私の好きな撮影スタイルですから。

そのうえで斜め撮りという手法を効果的に使った作品も良いと思う…ということです。

私もインスタをやっておりまして、それなりにフォロワーも付いておりますし、良いと思った方はフォロバもしています。しかし『バカの一つ覚え斜め撮り男子』は一切フォロバしません。する気も起きません。

大丈夫、そういう輩は自意識過剰で自分を見て欲しいだけですから、フォロバもらえないとすぐにフォロー外してくれますし(笑)

とりあえず基礎から学べ…とまでは言いませんが、やはりもう少しカメラという物とマトモに向き合ってみりゃ良いのになぁ…と思いますな。年寄りとしては。

できない事から逃げず、カッコつけず。

そうすればバカみたいな斜め撮りなんかするよりも、より多くの人に”いいね”が貰えるようになりますし、写真の表現も広がりますよ。それだけは自信を持ってお約束します。