前回記事で『購入するのはM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROになる事でしょう。』とか言っておきながら…結局コレを購入してしまいました。
『M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO』です。
候補として考えていた3本の中で最も「無い」と考えていたはずなのに、気づけば私の目の前にはコイツがいます。何故…。
前回記事はコチラ↓
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
OLYMPUSマイクロフォーサーズにおいて、いわゆる大三元の望遠担当となるレンズになります。
コンパクトなシステムに慣れきってしまったマイクロフォーサーズ持ちには「デカッ!」と感じる大きさですが、80-300の焦点距離でこのサイズ(長さ約170mm・フードを伸ばすと220mm)、そして重量(約780g)は脅威です。
ちょっと他の大三元レンズと大きさを比較してみましょう。
ノーマルさんであればここで『M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO(大三元レンズ標準域)』と比べるのでしょうが、私は所有していませんので…『M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO(大三元レンズ広角域)』になります。
長さは概ね1.5倍チョイといったところでしょうか。
フードを取り付けるとかなりルックスが変わるので、ちょっと取り付けてみます。
このレンズの大きな特徴の1つが『通常時、フードは反対向きにして鏡胴に取り付けておく』ではなく『シャコッと伸びる』というシステムになっています。
この感触が好きで、移動時など無駄にシャコシャコしてしまう…という話も聞きます(笑)
これは縮めた状態。
伸ばす時はそのまま伸ばせるのですが、縮める時はロックがかかっていますので、矢印の部分を少しひねりながら戻す事になります。(フードを外す方向とは逆向きにひねる)
このロック機構部分、『伸ばす時にロック解除・縮めるのはそのまま』のほうが良かったという意見もよく聞きます。使い方によってはそう感じるかもしれません。
私はこのまま『そのまま伸ばせて、縮める時にロック解除』で使い勝手が良いです。
無駄に高いデコレーションリング
そして望遠レンズなので三脚座もついておりますが、もちろん取り外せます。
外すと固定ネジが剥き出しになってしまううえに、なにやらアンバランスな見た目に…。
この情けなさをカバーするアイテムとして、デコレーションリングが販売されています。
三脚座はもちろん金属製なのですが、デコレーションリングはプラスチック。薄っぺらいプラ輪っかが約2000円。
無駄に高級感を出そうとしてメタル素材を使われても重くなるだけなので、薄いプラスチックで良いとは思うのですが…。
しっくり落ち着きました。
三脚座と同様、溝を合わせてハメて、くるっと回してロックするのですが…何度も付けたり外したりすると緩くなってきそうな感じがします。
ちょっとした差ですが、デコレーションリング無しと有りではホールド感も違いますよ。
あとがき
これで予期せず大三元リーチ!となったわけですが…。
一般的には標準ズームPROレンズから手に入れると思うので、広角と望遠でリーチかける人も少ない気がします。
しかも標準域として持ち歩いているレンズがパンケーキ(M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ)ですから(笑)
そもそも麻雀の役を知っている人からすればレンズの『F2.8通し3本で大三元、F4通し3本で小三元』という表現は少々おかしいんですよね…。
私の状態は大三元リーチと言うよりも、ただの『役牌×2』な気もします(笑)