突然ですが…カメラにおいて、どうでも良いこだわりって大事ですよね。
撮れる画やカメラ性能に一切影響を与えない部分でも、自分のモチベーションがちょっと上がるだけでプラスになったり。
今回はそんな『どうでも良い細かい部分』の話。単なるぺらっぺらのプラスチック板、ホットシューカバーが主役です。
ホットシューとは?
カメラのてっぺんにある、ストロボを取り付けるための金具部分。
本来は『アクセサリーシュー』と呼ばれる部分で、厳密にはストロボ用の電気接点がついている場合のみ『ホットシュー』と呼ぶらしのですが…現在はどちらでも良いようです。現行のカメラは全て電気接点がついていますし。
ストロボだけに限った事ではなく、マイクやLED照明、さらには小型カメラを取り付けて同時撮影なんてことにも使うそうな。
ホットシューカバー
ストロボ等を使用しない場合、基本的にホットシューカバーは取り付けなくても問題ないとのこと。しかし電気接点がむき出しってのは精神衛生上よろしくない。
特に防滴モデルのカメラで雨の中撮影する場合などは、しっかりガードしておきたいところです。
単なる保護目的であれば純正品で事足りるのですが、ちょっぴりだけ便利機能がついているものやドレスアップ効果のある製品も多数存在しています。
コレは水平器のついたタイプ。
安価なものはかなり適当な作りになっているので注意。
こちらはさらにハイグレードな水平器付き。値段はさほど変わりません。
しかし…コレ、付けたいと思います?私はちょっと無理ですなぁ。
ドレスアップだけを目的とする場合、金属製のものや木製のもの、可愛いアクセサリーが付いているものなどもあります。
シルバーを購入
…というわけで、私もなんとなくホットシューカバーを交換。
機能性などを追求したわけではなく、冒頭にも書いたように『まったく性能には影響を与えない、単なるこだわり要素』としての交換です。
私は病的なまでのシルバーモデル至上主義なのですが、これもまた性能には関係ないこだわり。どうせならばさらにこだわってみよう…という事で、OLYMPUS純正のホットシューカバー(シルバー)に交換してみました。
OM-Dに通常付属しているのはコレ、ブラックのホットシューカバーです。ブラックモデルだろうとシルバーモデルだろうと、付いているのは必ず黒。
しかし同じくOLYMPUSのPENシリーズに付属しているのはシルバーのホットシューカバーだったりするわけですよ。あちらはオシャレでカメラを持つ女子向けなので細かいトコまでシャレているのでしょうなぁ。いいなぁ、おじさんもシルバーのホットシューが欲しいようっ。
じゃじゃんっ!取り寄せました。OLYMPUS純正のホットシューカバー・シルバー。失くした時の事を考えて5個も購入です(1個165円)。
残念なことに公式オンラインショップに商品としては並んでいませんので、問い合わせての購入になるかと思います。楽天市場では取り扱いがありました。
追記:その後、急激な値上げにより「1個880円」というふざけた価格になりました…。
さぁさぁ、ドッキングしようではありませんか。いざっ!
おおおおっ、なんだこりゃ。予想外にしっくり。
E-M1 Markⅱはちょっとチタニウムカラー寄りのシルバーなうえに、ダイヤル周りがブラックなので微妙ですが…完全シルバーのE-M1初期型は色味もぴったりでシルバー感増し増しじゃないですか。
いいですなぁ、出てくる画はなーんも変わりませんが、これだけでもテンションだだ上がりですよ。
ホットシューカバー・あとがき
たかがホットシューカバー、されどホットシューカバー。
周囲の人間には気づかれもしないような部分ですが、こんなどうでも良い部分までこだわれるというのもカメラの醍醐味じゃないですか。
今回あれこれ探した中には『これ、持ち歩くのに邪魔じゃない!?』と思うような製品もありましたが本人が良けりゃ良いのですよ。
あまりにもドレスアップ熱が上がりすぎてホットシューカバーを自作カスタマイズするというツワモノもいるそうですので…あなたのご自慢のホットシューカバーも見せていただきたいものですなぁ。