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おすすめのカメラバッグ・HAKUBA IND2(インダツー)P200の使用感や良い点・悪い点などをレビュー。細部の写真や小技もご紹介します。

私も長いこと「コレだ!」というカメラバッグが見つからず悩み続けていたのですが…ついに理想とも呼べるカメラバッグに出会うことができました。HAKUBAの『IND2(インダツー):P200』、細かい部分で不満点はあるものの総合的に見ればかなりおすすめのショルダーバッグになります。

HAKUBA
IND2(インダツー) P200

IND2 P200

IND2は半杭誠一郎氏プロデュースによる製品シリーズで、余計な無駄を省いた機能美がウリ。外観は実にシンプル。カメラバッグは変にシャレたデザインになりがちですが、このくらい無骨なほうが好きです。

IND2シリーズは現在ところミラーレスカメラ向けに『M100・M200』の2種類、一眼レフ向けに『P100・P200』の2種類が販売されており、全てショルダーバッグスタイル。このP200はシリーズ最大サイズの製品となります。

私の相棒はOLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡなのでコンパクトなミラーレスなのですが…基本装着レンズが40-150mmでちょっと長い事と、サイドに大型ポケットを装備しているのがP200のみだったためにコレを購入。

しかし本当はこっちを購入するつもりだったんですよね…

誇らしげなレンズマウントが見る者を複雑な気分にさせる、オリンパスの純正カメラバッグ『CBG-10』。やはり常々「堂々とマイクロフォーサーズであることを誇ろう!」などと言っているオリンパシストとしてはこいつを持たなきゃモグリだろう、と。

ええ、モグリになってしまいました…(汗)

IND2 P200/各部詳細

諸元は公式サイトでも見る事ができますので、ざっくりと。

外寸は『横幅460mm・高さ215mm・厚み195mm』、メインのカメラ収納スペースの内寸は『横幅340mm・高さ230mm・厚み110mm』となり、本体重量は約1400gとなります。

サイズだけで言えば特に特徴はなく、ごく一般的な「やや大きめのショルダーバッグ」といった感じ。

では各部の詳細を写真付きで…

メイン収納部

IND2 P200 メイン収納部

メインの収納部…内部はけっこうドギツい赤。仕切りは真っすぐなものが2枚、中折りできるものが2枚付属しています。

底面や前面(正面側)のクッションは厚すぎず薄すぎず、適度な厚み。両サイドはポケットもあるので保護性能は十分。背面クッションはやや薄めにになります。

私が常時持ち歩く機材は…

  • OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ(x2色)
  • M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
    (装着)
  • M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
    (装着)
  • M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
  • エレクトロニックフラッシュ FL-700WR

メイン収納部の仕切りとレイアウトはこのようになっています。

IND2レイアウト

サイドのポケットにストロボ『FL-700 WR』がぴったり収まるというのが非常に助かる。

機材の総重量は約4kg(+バッテリー&メンテ用具)、そこにIND2/P200本体の重量を足してもトータル約6kgと軽量。

私はガチの作品撮りの際には車を使用せず、全て持ち歩いたまま野外撮影を数日続けるスタイルなので…たったこれだけのサイズ&重量で焦点距離14-300mm(35mm換算)を持ち歩けるというマイクロフォーサーズ最大の利点がたまりません。

たしかに画質や高感度耐性で限界を感じる事は多々あるものの、いつどんなチャンスが訪れても対応できるよう全部持ち歩きたいんです。性分的に。

フロント&サイド

IND2 P200 フロントポケット

フロントポケットはガバッと広く開ける事が可能。本体側に二分割されたメッシュポケット。

だいぶ厚みのあるものが入れられるのでレンズペンやクロスなどのメンテナンス用具、目薬・消毒液・絆創膏などの医療品を。ついでにスマホもココに入れています。

IND2 P200 サイドポケット

サイドポケットは目一杯開いても物がこぼれおちたりしない形状になっており、左右とも同じ。仕切りで二分割されています。この形状が非常に便利。スペアバッテリーはココに入れておき、使用済みと未使用を二分割で分けています。

なお背面も外側と内部に収納があり、タブレットや地図など薄いものを入れる事が可能。仕事の資料などをつっこんでおくのにも便利です。

私は背面の内ポケットは別の使い方をしているのですが、そちらの詳細は後ほど。

ショルダーベルト

ベルトはかなり厚手のしっかりした素材で、長さは最長約220cm(金具含む)。金具でバッグに取り付ける取り外し可能なタイプです。

この『取り外し可能』というのが私としては絶対条件。

ショルダータイプのカメラバッグはベルトが本体に据え付けてあって交換できないタイプってありますよね、アレは使い勝手が悪くて嫌なんです。オリンパスのCBG10もココが据え付けになっているのが嫌でした。

IND2 P200 ショルダーベルト

クシュクシュになっている部分はIND2ベルトのミソでもあるバンジー構造。硬めのゴムになっており、歩行時のショックを軽減してくれます。1日に30kmも40kmも歩き回る私にとっては、これが地味に効果が高い。

かなり丈夫かつ強いゴムなので、ぎっしり詰め込んでも伸び切るような事はありませんよ。

IND2 P200 ショルダーパット

ショルダーパットは大型で「IND=」の刺繍入り。これも取り外し可能。私はパット部が固定になっているベルトも大嫌いです。こういう点、しっかりユーザー目線で考えてくれているなぁ…と感心。

純正品でも使い勝手は悪くありませんが、私はクッション性の高いコレに変えています。

長時間背負っていても全く肩が痛くならず肩こりもせず非常にオススメ。IND2 P200のベルト幅ならばMサイズでぴったり、Sでもギリギリ装着可能。Lサイズになると純正と同等の大きさになり少々かさばりますが、クッション性はかなり高くなります。

追記:

ジェルトロンを超える肩パッドが発売されたので現在はコチラを使用しています。

価格もジェルトロン以上ですが、その差を補って余りある性能。

IND2は肩がけなのでシングルを使用していますが、ダブルタイプならばリュックにも使用可能ですので、ベルトで肩が痛くなる方にはぜひ一度試していただきたい。ホント、異次元のクッション感ですぞ。

トップハンドル

コレは邪魔だと思う方もいるかもしれませんが、トップハンドルが無いと些細な移動の際に非常に使い勝手が悪い。オリンパスのCBG-10にはコレが付いていないというのが選ばなかった大きな理由です。

IND2 P200 トップハンドル

できればもっと短く調整したいところなのですが、そうするとメインポケット開閉時にちょっと邪魔になるのが難点。

掴む部分だけ内部に真っすぐなアルミニウムポールが入っています。細くて頼りないうえに真っ直ぐすぎて使い心地は微妙ですが…あくまで「ちょっと動かす時」にしか使わないので良いかと。

底面

IND2 P200 底面

底面には樹脂ブロックなどはなく、そのまま。

ゴムボートなどにも使用される『ターポリン』という素材になっており、防水性・耐摩擦性に優れている…との事ですが、過信は禁物。コンクリートの上などを擦れば傷はかなり付きます。

折り曲げて角になっている部分は特に弱く…

ind2p200底面の擦れ

使用1ヶ月ほどでこの状態。特に雑な扱いなどはしていません。

表面が剥がれているだけなので物が落ちたり水が染みたりすることはありませんが、ちょっぴり気になりますな。

IND2 P200/装着感

左肩から斜めがけし、後ろに回すとこのような感じに。

IND2 P200 モデル

モデル(私)は身長187cm。ベルトは最長状態から数センチだけ短くしています。

私が背負うとちょうど良いサイズ感に見えますが、バッグの厚みと横幅がそれなりにありますので…小柄な方はやや大きく感じるかもしれません。

IND2 P200 モデル・前から

そのまま前に回した状態です。

ベルトの調整範囲を紹介するため、最短状態の写真も載せようと思ったのですが…付属のベルトは最短で70~80cm程度まで短くする事ができるため、肩にかけることすらできませんでした(笑)

モデル(私)がデカいのであまり参考にならないかもしれませんが、逆に考えればこれだけ身長のある人間が使用しても余裕があるという事ですので…ベルトの長さに関しては大抵の方が問題ないかと。

IND2 P200/GoodとBad

さてさて総合的には文句無しのIND2 P200、そこをあえて『とても気に入っている点』『残念な点』に分けて評価してみると…

P200のGood

  • ショルダーベルト(&パット)が取り外し可能
  • トップハンドルが付いている
  • サイドポケットが付いている
  • 防水ファスナー
  • 軽い

ベルトとハンドルは前述のとおり。サイドポケットはIND2シリーズ4種の中でP200のみが付いています。

IND2は全シリーズ全てのファスナーにYKK製止水ジッパーを使用しており、ちょっとした雨でも安心。なおレインカバーは付属していません。

重さに関しては人によって感じ方が大きく違うと思うのですが…『幅広ベルトに大型ショルダーパット』『ベルトのバンジー構造』のおかげで実重量よりも軽く感じます。

P200のBad

  • トップハンドルを短くすると開閉の邪魔になる
  • 背面剛性がなく、身体に沿って歪む

トップハンドルは先程も書きましたが、長くすると使い勝手が悪いうえにちょっと邪魔、しかし短くすると今度は開閉に少々支障が出るという…。まぁコレはオマケ程度なのでそれほど不満ではありません。

それよりも問題なは本体の剛性。背面にクッションが入っているものの薄くて弱いため、身体のラインに沿って歪むんです。

歪むバッグ

このように身体のラインに沿ってぐんにゃりと。

小型のショルダーバッグならば多少柔らかくても問題ありませんが、IND2 P200は横幅40cm以上あるためにどうやっても歪む。

持ち運びだけの使用ならば問題ないかもしれませんが、肩にかけながら撮影する場合は非常に出し入れしづらく、メインポケットの開閉時にも支障が出る。これが最大の欠点。

ここ、私は背面内部ポケットに軽い塩ビ板を入れて対応しています。

IND2 P200 歪み防止に塩ビ板

内部色と合わせて赤いものを使用しているのでちょっと分かりづらいですが、ココ。200x300mmのアクリル板がうまい具合にぴったりサイズ。

私はコレを入れています↓

アクリル板や塩ビ板は使っているうちに湾曲してくるのでアルミ板にしようかとも考えたのですが、ちょっと曲がってきたと思ったら裏返して入れれば問題無し。

コレを入れてからは「歪みやすい」という欠点を感じなくなりました。

IND2 P200レビュー・あとがき

…というわけで『HAKUBA IND2 P200』、アレコレとカメラバッグを試しつつも「これじゃない感」に悩んでいた私にとって、目からウロコのベストバッグです。

こんな事を書いたらオリンパス神に怒られてしまいそうですが『CBG-10』を買う前でホント良かったな…と(笑)

値はそれなりに張りますが機能も素材もしっかりと高級感があって文句無し。大型でありながら必要最低限でシンプル。非常にオススメのショルダーバッグですよ。


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