若い頃は一大イベントだったバレンタインデーも、歳をとってみるとただの面倒な社交辞令イベント。毎年ドキドキもワクワクも無いわけですが…今年は違いました。某親戚より『カメラの形をした缶チョコレート』なんて素敵なものをいただいてしまいましたっ。
EUREKAカメラ型缶チョコレート
なんとシャレた缶でしょう、質感も素晴らしい。
レンズ周りの諸元表示は「…はい?」といった感もありますが、細かい部分までこだわりのある作り。どうやら色は黒と茶の2種類があるそうです(これは黒)。さらには二眼タイプで木製の豪華なものまであるらしいのですが、私はこれがルックス的に一番素敵だと思うので大満足。
カメラ好きならば身悶えしてしまうような商品ですなぁ。
しかもこのカメラ缶チョコレート、これだけじゃないんです。なんと…
レンズが取れるんです!
これはつまり『山に行くから広角レンズを付けてキッレッキレの味を楽しもう』とか『今日は子供の運動会だから望遠レンズで。まったりボケ味のある甘さにしよう』といった楽しみ方ができるという事ですよ!
注!)レンズを交換してもチョコの味は変わりません。というか交換用レンズなど販売されていません。
チラっと見える中のチョコレート、黄色い包みに入っているのですが…
コダックのフィルム!(笑)
細かいっ、細かすぎるっ。これでは袋を破るのがもったいないじゃないですか。ちなみに肝心のお味のほうですが、クランチチョコになっていて実に美味しゅうございました。
さてさて…
一般人の記事であれば、ここで『チョコを食べ終わったら缶は小物入れとしても使えますよ』といった締めで終わるところ。他のカメラ関係のニュースサイトやブログでもこのチョコレートは話題になっていましたが、やはり無難な感じで終わっています。
しかし!ココは「一生涯、素人のようにバカな楽しみ方をすると誓った異端児」が書いている異空間ですから。ここからが本番ですよ。
レンズを交換してみた
一見あまり変わっていませんが…
レンズ交換してみました(笑)
乗せてみたのはOLYMPUSのM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ、薄型パンケーキレンズです。まるで違和感がありません。ちょっとしたトイカメラのようにも見えます。
おや?という事は…
こっちも交換してみました(笑)
OLYMPUS OM-D E-M5(シルバーモデル)にカメラ缶チョコレートから外したレンズを取り付けてみました。そのまま乗せてもズレてしまうので、マウント部に小さく切った両面テープで貼り付けるという暴挙に。
レンズの印刷がリアルなのでこちらもあまり違和感がありません。首から下げて持ち歩いていても気づかれないかもしれません。
ちょっと2つ並べてみましょう。
実にシュールな絵ヅラです(笑)
どちらが本物なのか全くわからな……くもないですが、遠くから見ればまさかレンズだけ交換しているとは誰も思うまい…。
カメラ缶型チョコレート・あとがき
上面にはレリーズボタンとフィルム巻きもついています(押せません。回りません)
この『カメラ缶型チョコレート』は非常に人気があり、売り切れ店続出とのこと。貰っておいて値段を知ってしまうのもアレですが、500~600円程度と価格も良心的です。
来年も同じものを贈ってくるという事はないでしょうから…次のバレンタインデーに同じ商品が販売されたら、ぜひ自分で購入しようと思っています。
数年前から毎年売られているとも聞きましたので、カメラ好きな彼氏や旦那さんを持つ貴女、コレは鉄板ですよ。もちろん私のように自分で購入もありですけど(笑)