タイトルを打っていて「海で発見!たまごっち」とか「山で発見!たまごっち」とか、そんなネーミングの商品があったのを思い出しました。一時期バカみたいに流行ったよね。
残念ながらたまごっちの話ではありません。先日、とある古本屋に立ち寄る機会があり、カメラ関係の本を物色してみたところ・・・こんな面白そうな本を発見することができました。
デジタル一眼レフの疑問300
ソフトバンククリエイティブ株式会社より2010年末に発行された、「デジタル一眼レフの疑問300」という本です。
「基本編」と「撮影テクニック編」の2冊があり、どちらも200ページ以上のボリューム。定価は¥1980となっています。1冊¥200で売られていました(笑)
汚れや折れも少ない美品の状態だったので、この手の本を集めるのが好きな私は即買いです。
「基本編」
基本となっているものの、これがとても面白い。
よくある「初心者向けの入門書」は、説明書を読めばわかるような内容がダラダラと書いてあったりするのですが・・・こちらの「基本編」はそういった無駄な内容ではなく・・・
まさに「教科書」といった内容の本でした。
しっかりと教育を受けて学んだ方であれば「知っていて当たり前」の内容なのでしょうが、私は完全独学でやってきたため「感覚的には理解していて、使いこなせている部分」であっても、その理論や用語となるとアヤフヤだったりする事がありまして・・・。
知識の再確認も含めて、非常に参考になります。
なんとなーく理解しているつもりになっていた事柄でも、実際にキッチリ説明されると「いやー、ワシ全然わかっとらんかった」という事もありました(笑)
「撮影テクニック編」
さきほどの基本編が「座学の教科書」なのに対し、こちらはまさに「実践系」
実際に撮影で遭遇する場面や、使用する機材に合わせて、実践に即した解説がなされています。
こちらは全く未知の世界の話も多く掲載されていて、勉強になるというよりも、単純に面白く読む事ができました。
〇〇沼
この手の本はいくらあっても無駄になりませんし、いくら読んでも終わりがありません。
写真撮りには「レンズ沼」という言葉がありますが、こういった「知識書の沼」もある気がします(笑)
一眼レフやミラーレスなどのレンズ交換式カメラの醍醐味は、様々なレンズを使用できる事にあります。
ところがこのレンズというのは際限がなく、買っても買っても新たなレンズが欲しくなるという・・・地獄の始まりでもあります。
それを底なし沼などに例えて「レンズ沼」にハマる、と呼びます。1度ハマると抜け出すのは容易ではありません。
ちなみに「撒き餌レンズ」という呼ばれ方をするレンズがあります。一般的には「手頃な価格設定の明るい単焦点レンズ」の事を指します。F2.8の50mmとか、そのへんです。
この「手を出しやすい価格で、簡単に美しい写真が撮れる(ような気分になる)レンズ」に手を出すと、そこから高額のズームレンズや広角・望遠レンズなどが欲しくなってくるため・・・「メーカーからの撒き餌」と称されています。こわーい。
かくいう私も、一時期レンズ沼にハマっていました。。。
なんとか「必要なレンズ」と「不要なレンズ」をキッチリと心掛けるようにする事で、泥沼からは抜け出す事ができましたが・・・今でも時々、うっとりした顔でレンズを眺めている事があります。いろんな意味で危ないです。
終わりに・・
失礼。話がそれてしまいました。
とにかくこの「デジタル一眼レフの疑問300」という本、とても嬉しい掘り出し物でした。
こういったお宝探しが楽しいので、古書屋やリサイクルショップ巡りはやめられません。
そしてこの記事を書いているうちに、ちょっと疑問が湧いてきました。
このシリーズ、「基本編」と「撮影テクニック編」だけなのでしょうか・・・・。
もしかしたら「声がけのテクニックから撮影まで!ナンパ撮り編」とか「軽快なトークで脱がせる!ヌード撮影テクニック編」とか・・・そんなものがあるのではないでしょうか。
こりゃいかん!なんとしても探さねばならぬ。学ばねばならぬっ!!